n 工事中の打ち合わせは、最後の砦です。なので、設計者は、必要以上にいろいろと確認してきます。
n 外装、内装仕上げの色、建具の色、照明の機器、天井のレイアウト、コンセントやスイッチ、TEL,LAN,TV,NCなどの位置、全て確認して工事を進めます。設計者が単独で確認すること、施主も含めて確認すること、いろいろ出てきます、設計者とうまく信頼関係を作り任せるところは任せ、こだわるところは、とことん現場に聞くということを諦めないでください。
① 金額などの調整が済んだら業者が決定します、その後、工事契約を、締結します。
契約書には、契約者、施工者、総金額、工期、支払い条件、その他の条件を記載します
その他の添付資料
◆契約約款(民間連合)
◆工事費内訳書
◆設計図書(すべての図面)
② 工事が設計図通りに進んでいるかを確認するのが、設計者の監理業務になります。
③ 施工業者がしっかりした業者であれば、②の作業のみとなりますが、いい加減な業者であれば、設計監理の手間は増えていきます。
それで、追加ということは無いでしょうが、ひどい業者当たらないことを願うばかりです。
④ 工全体工事工程表を提出します
⑤ 定例会議は、2週に1度程度行い、工事の進捗、疑義、施工図、承認図の確認を行います
⑥ 進捗に合わして、翌月の月間工程表の提出、完了部分の月間報告書の提出します
⑦ 地縄・地盤・配筋・コンクリート・建て方などの工事の進捗に合わして立会検査を行います
⑧ 外部仕上げの最終決定を行う
⑨ 内部仕上げの最終決定を行う
⑩ 内部建具の仕上げ決定を行う
⑪ 建具、仕上げ、衛生機器、照明機器などの最終確認を施主と確認します、これが最終になるので今後変更が出来なくなるPointがあるので、注意が必要です
基本的には、最終確認して決定したらその後の変更はできません、出来たとしても追加費用が発生すると思った方が良いでしょう。
⑫ 工事中は、進捗に合わしてなるべく施主も現場を見てください、イメージと違っていることやこうしてほしいということは、気が付いた時点で設計事務所か施工業者の担当に話します、工事が進むと良くあることです、しかし、工事が始まってしまうと、変更はすべて金額に跳ね返ってきますので、設計段階で確認することをお勧めします。
⑬ 現場の状況によって、出来ないもの、変更すると金額がかかるものがあります。
⑭ 現場が進んできたら備品の確認、備品の寸法とカーテン等の寸法の確認を必ず行ってください
⑮ 完了検査を行います
(許可・設置は工事前に規定の期間をよって提出します)